念願のHP Fish 初乗り!
今や世界中で注目されているボードデザインはたぶん"フィッシュ"ではないか、と思う。昨今ショートボード系大手ブランドもモダンチューニングを施した、巷でいう"HP系フィッシュ"を次々とリリースし、幅広いユーザーにも身近な存在となった
日本は現在第三次フィッシュブーム?の真っ只中で、自分もそのブームに乗っかた一人。かれこれ15年ぐらい前にフィッシュに乗った時の印象は、スピードコントロールが難しく、フローしすぎてアンコントロールになりがち。そして横は良くても縦のサーフィンが難しかったというネガティブなものだった
当時の自分は短いボードはモダンスラスターのみというサーフスタイル。当然短いボードに乗れば縦のサーフィンしたくなるわけで、その縦の動きができないツインなんて眼中にもなかった
乗りこなす技量と柔軟性がなかった。
今思えばそういうことだったんだなと思う。当時も今でいうとこのオルタナ系と呼ばれるそっち系のボードにもすでに乗っていたが、スラスターには乗らないという、今のスタンスではなかったので乗る回数が極端に少なく、そっち系に柔軟に対応できなかった
それから15年以上の月日が流れ、、
縦への動きが気持ちよくできるフィッシュに出会うことになるのだが、、
rich pavel
High Performance Fish
世界中のフィッシュラバーから、フィッシュのマスターシェイパーと呼ばれるリッチパベル。彼が昨年新たにデザイン起こしモダンにアップデートしたモデルがコレ、HP fish
モデル紹介として、、
その名の通りパフォーマンスなサーフィンをフィッシュでしたい人のために特化したフィッシュ。とのこと。。
余分な肉は削がれレールはトラッド系と比べるとかなり薄い。HP系ってことでエッヂはパキッと立ってると思いきや、そうでもないことにびっくりした
通常のキールフィンとは違いディプ部が若干小さく少しレイクのついたパフォーマンス系フィンがオン。そのフィンの後ろからカクっとバンプっぽくテールが絞られてるのが、見た目的な特徴となる。あとトラッド系とは異なるフィンのフォイルで、50/50ではなく、60/40〜70/30っぽい
ツインのHP系を初乗りするにはショルダー張ってて、波のクオリティもサイズも十分!
ウネリしっかり、しかしボトムが浅く超ホローでチューブばっくり
浅すぎてボトムのリーフがスケスケ 汗
ファーストライドがコレ 笑
HP系なので軽快に動くのかと思いきや、まったくそうではなく、逆に動かない 笑
モダンスラスターのそれと一緒でしっかりレールを使ってターンしないと、写真のように前足で軽くボードコントロールしてインチキリッピングしようとすると、がっつりレールが引っかかる。想像とは違いトラッド系とは違ってかなり難しい
何度もワイプアウトを繰り返し、やっと昔のスラスター乗ってた時の感覚が戻ってきて、調子が出てきた、、
トラッド系でクイックにターンしようとすると、この辺りで重く感じて気持ちいいターンができない
HP系はここが違う!
レールをホールドしたまま
マイナスの方向までノーズが入るぐらいテールが回る、しかもレール抜かずに、自分が乗ってきたフィッシュではこれまでなかった感覚に感動!
スープにノーズぶっ刺してまたボトムへ
ヤバイっす、パベル様
セットにテイクオフ
切り立ったフェイスがやばい!
切り立った壁にも難なくHPフィッシュは縦にボードが上がってくれる
フルドライブでリップからボードが飛び出しそうに
テールが抜けたが、フィンが粘ってくれコントロールできる
レールも抜けずにフルドライブ、超絶気持ちいい、というかスラスターでしかできなことがこのボードでならできる
こんなに回転性が高いとは。。
トップでのリリースの気持ち良さは格別
というか軽く流しながら騙し騙しの緩いターンをしようとするとレールが引っかかる。誤魔化しが効かないボード。スラスター経験者じゃないと持て余すはずだ。
縦の動きしないなら、普通のフィッシュの方が断然乗りやすい。波によって使い分けって感じですね
自分、前の手を(ナチュラルフッターなんで左手になる) 使ってストールさせるのが癖に 汗
チューブ入ってんだけど、YouTubeで観るがっぽり系はプロの話でして、一般サーファーが入れるチューブなんてこんなシャンデリア落ちまくる小さい穴なんですよ 苦笑
クソでかいチューブに入って、ちゃんとGoProで撮りたい、、。
出口見えるが、シャンデリアだらけ
こんなもよ、一般サーファーのチューブ 笑
沖縄にも複数いるチューブマスター
彼らの目線はこんなのとは違い、ホントにYouTubeの世界なんだろうな〜
いつの日か、オレも、、、
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